欧米では当たり前に行われていた歯のホワイトニングですが、最近は日本でもかなり定着してきました。
でもホワイトニングと言っても、高額で歯医者さんでしか施術できないものから、お手軽に自宅でできるものまで多種多様。
今回はそんな歯のホワイトニングの種類をまとめてみようと思います。
ちなみに東京・大阪近郊の方がホワイトニングをするならスターホワイトニング
がおすすめです。歯医者さんなので信頼感も高いし、全額返金保証つきなので安心感も違いますしね。
歯医者さんでできるホワイトニングの種類
まずは確実に歯を白くしたいなら歯医者さんでのホワイトニング。
日本で合法的に元の歯より歯を白くできるのは歯医者さんでのホワイトニングしかありません。
しかも歯医者さんで施術を行う場合は、虫歯の治療などお口のトータルケアもできて、ホワイトニングも様子をみて色々相談しながら進められるというメリットもあります。
ただしその分お値段は高め…。どのくらい歯を白くしたいかや、どのくらい時間とお金をかけられるかによっても違ってきますが、基本的には安くはありません。
早速どんな種類があるのかみていきましょう。
➀オフィスホワイトニング
今のところ歯医者さんで一番代表的なホワイトニングといえば『オフィスホワイトニング』。過酸化水素などの漂白成分を歯に塗布して光を照射することで歯を白くする方法で、専門の資格が必要となります。
オフィスホワイトニングの料金は1回につき2~5万円ほどで、薬剤の濃度や光の強さ、どのくらい歯を白くしたいのかによって料金や施術回数が変わってきます。
高濃度の薬剤で強い光を照射する施術をすれば、1回でも高い効果を感じられる人もいるようですが、その分1回の料金が高額だったり知覚過敏のリスクも上がります。
②ホームホワイトニング
『ホームホワイトニング』は歯医者さんで自分の歯に合わせたマウスピースを作ってもらい、これに専用の薬剤を塗布・装着して歯を白くするホワイトニング方法です。
自宅で行えるので装着している間は、テレビを見たり本を読んだりと過ごし方は自由。オフィスホワイトニングに比べると低価格で、料金の相場は、2~5万円程。
この料金には診察・処置料やマウスピース代・薬剤などの金額が含まれます。しかもホームホワイトニングのほうがオフィスホワイトニングよりも歯の白さが長持ちするんです。
ただし、ホームホワイトニングのデメリットもあり…マウスピース一回の装着時間は1時間~1時間半ほどと長く、それを何週間も続けなければなりません。
③デュアルホワイトニング
『デュアルホワイトニング』は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法。
数あるホワイトニング方法の中でも、早く真っ白な歯を手に入れることができます。
その分料金は高額で、デュアルホワイトニングの料金相場は5万~10万以上。そして歯に負担がかかるので痛みが出やすい方法といえます。
④ウォーキングブリーチ
ここまでみてきた方法は、歯にこれといって問題がない場合に行えるホワイトニングの方法でしたが、神経がなく黒っぽく変色してしまった歯には効きません。
そんな時は、歯の表面のエナメル質よりも内側の象牙質を漂白する『ウオーキングブリーチ』という方法も。
神経が無くなって黒ずむのは象牙質の部分なので、歯の中に漂白剤を配合した薬剤を入れて、そのまま1週間~10日程生活します。
希望の白さになるまで数回薬剤を取り替え、1ヵ月以上はかかるようです。
料金は、診察・処置費用やレントゲン代など合わせて、1本1万5千円~3万円ほどが相場です。
⑤ポリリン酸ホワイトニング・FAPホワイトニング
さて次は、今後需要が高まると予想される、『ポリリン酸ホワイトニング(ポリリン酸プラチナホワイトニング』と『FAPホワイトニング』という方法のご紹介です。
この二つのホワイトニングはオフィスホワイトニングやホームホワイトニングのデメリットを解消してくれるところが最大の魅力。
歯医者さんでのホワイニングは、
・薬剤が強いため知覚過敏などの症状が出てしまうことがある
・真っ白にはなるけれど歯に艶が無い質感になる
・効果があまり長続きはしない
というのが常識でした。
でも、そんなデメリットがポリリン酸ホワイトニングとFAPホワイトニングには無く、その上料金は若干ですがお安め。
まだまだこのホワイニングを採用している歯医者さんが少ないので、施術を受けられる確率が少ないのが残念ですが、今後どんどん広まっていくことに期待したいですね。
⑥それ以外の歯医者さんでのホワイトニング
ここまでの歯のホワイトニングの考え方とはちょっと違いますが、他にも歯をコーティングすることで白くする方法もあります。
たとえば、歯がもろくなっているなどの理由があったり、もっと安く済ませたいという場合は、『歯のマニキュア』でカバーするという方法も。
ベースコート→マニキュア→トップコート→LEDライトを照射、という流れで爪のジェルネイルと同じです。マニキュアのもちは数か月程なので落ちてきたら塗り直さなければなりません。
1本2千~3千円が相場で、1時間もかからず施術できますが、その分何度も塗り直しに行く必要があります。
他にも、神経を取っただけでなく歯が大きく破損していて被せ物が必要だったり、歯がもろくなっていて他のホワイトニング方法では歯に負担がかかってしまう場合には、『オールセラミッククラウン』や『ラミネートベニア』という方法があります。
これらの方法は、色や透明度も選べるので本物の歯のように自然で美しい仕上がりになり、金属などは使用せずセラミックのみを被せるので金属アレルギーがあっても問題ありません。
一般的なホワイトニングやウォーキングブリーチは、時間の経過で再び歯が黄ばんできたり黒っぽく変色してしまうので、定期的にメンテナンスが必要ですが、オールセラミッククラウンやラミネートベニアなら、きちんとお口のケアをしていればずっと白さが持続します。
その分料金はかなり高額で、1本あたり5万~20万円程が相場。実際、名のある芸能人の真っ白な歯はこれらのセラミックで作られていることが多いようです。
ホワイトニングの設備が充実していて料金が若干お安めだったり、歯科医師や歯科衛生士がホワイトニングの施術経験が豊富ですよ。
歯のホワイトニング専用店やサロンではセルフホワイトニング
それでは次は、いわゆる歯のホワイトニング専門店やエステサロンで行うホワイトニングについてです。
知っていないとごっちゃになってしまうのですが、歯医者さんで行うホワイトニングとは全く違います。
歯科医師や歯科衛生士でなければ、過酸化水素などの漂白成分を使用した施術ができないので独自のホワイトニング技術を用いた『セルフホワイトニング』を行うことになります。
セルフホワイトニングとは、専門店やサロンなどに置いてある専用の器具やLEDライト、薬剤を使用して自分自身で行うホワイトニングのことです。
最初に簡単な診察と説明を受けたら、その後は空いた時間など気軽に予約して自分でホワイトニングができて、一回にかかる時間も短めなのでサクッと通うことができます。
だいたいの流れは、マウスピースに薬剤を塗布して歯に装着しLEDライトを当てて指定時間待つだけ。雑誌や本を読んだりして座っているだけでOKです。
ただし、薬剤は歯医者さんのような強い漂白成分があるわけではなく、使用するライトも弱いものなので、あくまでも歯の汚れや着色を落とすことが目的となります。
歯医者さんのホワイトニングのように元の歯以上に真っ白にすることはできませんが、その分歯医者さんでの施術に比べるとかなり低価格でホワイトニングができます。
1回5千円くらいが相場のようで、お得なキャンペーンや通うほどにお得なプランがあったりとお財布に優しいんです。
通う回数が増えれば一回の料金は安くても最終的にかなりの高額になってしまうこともあるので要注意です。
自宅でできるホワイトニングの種類
最後は何と言っても一番お手頃な、自宅でできる歯のホワイトニングの方法を色々調べてみました。思っていた以上に色んな種類があることにびっくりです。
➀ホワイトニングスポンジ
これはぱっと見、「激落ちくん?」と思ってしまうメラミンスポンジなのですが、間違っても激落ちくんで代用してはいけません。
ちゃんと歯のホワイトニング専用に作られたメラミンスポンジなのです。メラミンスポンジといえば、汚れが染みついた食器の表面をこすって着色を落とすものなので歯を削ってしまわないのか心配になりますよね?
でも、ホワイトニング用のスポンジは、歯の構造を研究して特殊に加工されたメラミンフォームを使用しており、歯を削らずに汚れだけ落とせる特許を取得してるんだとか。
メラミンフォームの繊維は非常に小さく、歯の表面に無数に空いているごく小さな穴の汚れまで落とすことができるようです。スポンジによってはポリリン酸という洗浄成分を配合しているものも。
使い方は激落ちくん同様、水をつけて磨くだけ。ミュゼホワイトニングの「ポリリンキューブ」などがあり、だいたいどのメーカーのものも500円~1,000円程度で買うことができます。
②LEDライト
歯のホワイトニング専門店やサロンで行うセルフホワイトニングが自宅で行えるキットも人気です。簡易的なマウスピース&LEDライトと薬剤がセットになっています。
ホワイトニング薬剤をマウスピースに塗布し、歯に装着してから10~20分ほどライトを照射するだけ。LEDライトは弱い光なので、自宅でも安全にホワイトニングができます。
即効性はないものの、専門店やサロンに通う手間も無くテレビや雑誌を見ながらでも使える形状なので本当にお手軽。
メーカーにもよりますが、だいたい週1回の使用で一回の使用時間も短いので気楽に続けられますね。
通販では5,000円~8,000円くらいが相場のようです。注意点としては、海外製のものが多いので不良品が結構な割合で届いたり説明書が意味不明だったりすること。
レビューをよく調べて信頼できるものを購入しましょう。
③ホワイトニング歯磨き粉
そんなに歯のホワイトニングに力を入れていなくても、何となくで使っている人も多いであろうホワイトニング歯磨き粉。これは今本当に色んな種類があります。
ホワイトニングに特化していなくても、歯磨き粉には何らかのホワイトニング成分や汚れを分解する成分が入っているもの。
でも一般的にホワイトニングに特化した歯磨き粉は、普通の歯磨き粉に比べて値段がお高め。ものによって価格に差がありますが、2,000円近くするのは当たり前。中には10,000円ほどするものも!
芸能人にも愛用者が多いという通販限定のものや、製薬会社が開発した使い続け安い価格設定のもの。形状もペーストタイプやジェルタイプ、パウダータイプなど様々です。
基本的に過酸化水素などの強い漂白成分は日本で認可されていないので、日本製の歯磨き粉は安全性の面に配慮されています。
でも、もっと高いホワイトニング効果がほしいという人もたくさんいるので、Amazonなどの通販で海外製のホワイトニング歯磨き粉を購入している人も少なくはありません。
その場合、知覚過敏などのトラブルが起こりやすいということは充分理解した上で購入しましょう。
日本人の歯は欧米人に比べて刺激に弱いので、海外製品を欧米人と同じように使用したとしても痛みや歯ぐきの腫れなどが起こりやすいのです。
ホワイトニング歯磨き粉についてもっと詳しく知りたい人は、
『ホワイトニング歯磨き粉(研磨剤なし)で薬局でも買える市販のおすすめは?』
『ホワイトニング歯磨き粉でアメリカ製(海外製)の効果とは?』
『ホワイトニング歯磨き粉の口コミを集めてみました』
『市販でホワイトニング効果のある歯磨き粉はあるの?』
『矯正中に使うべきホワイトニング歯磨き粉ランキング』へGO!
④ホワイトニングシート
日本ではあまり知られていませんが、歯に貼ってホワイトニングをするホワイトニングシートというものがあります。
ホワイトニング先進国のアメリカでは『クレスト』社のものがとくに普及しており、ドラッグストアなどで普通に買うことができるので、毎日のケアとしてたくさんの人に親しまれています。
使い方は簡単で、歯磨き粉を使用せず歯をみがいた後シートを貼り、指定時間待ってからはがして口をゆすぐだけ。
ですが、このホワイトニングシートにも日本未認可の成分が含まれるため、日本では通販でしか買うことができません。価格は4,000円~5,000円程度です。
日本未認可の成分は安全性が高いとは言えないので、もしホワイトニングシートを使用して歯や歯ぐきがしみたり異常を感じたら、ただちに使用をやめましょう。
クレストのホワイトニングシートについてもっと詳しく知りたい人は、
『クレスト3Dホワイトニングシート、テープの効果とは?口コミやその種類を紹介』へGO!
⑤ホワイトニングペン
こちらも日本ではあまり聞きなれませんが、ペン型の容器に入ったホワイニングペンというものがあります。
マウスピースやLEDライトなど付属の機器も不要で、携帯に便利な小ささなのでいつでもどこでも手軽に歯のホワイトニングをすることができます。
使い方は、歯磨き粉を使わずに歯みがきをして、ホワイニングペンの薬剤を歯に塗り、指定時間(10分程度)待ってふき取ります。その後また歯磨き粉を使わず歯みがきをすれば終了です。
1本2,000円~6,000円程度と開きはあるものの、歯医者さんのホワイトニングと比べてかなりお手頃。ほとんどが海外製ですがホワイトニングペンもネット通販で買えます。
でもやはり海外のホワイトニングペンには過酸化水素などの強い漂白成分が配合されているので注意が必要です。使用中に痛みが出たりしたらすぐに拭き取って使用を中止しましょう。
海外製ホワイトニングペンについてもっと詳しく知りたい人は、
『海外製ホワイトニングペンの効果とおすすめランキング2019』へGO!
⑥ホワイトニング消しゴム
歯の消しゴムは、歯の表面を消しゴムのようにこすってステインなどの汚れを落とすものです。主にシリコンゴムでできていて持ちやすいように柄がついています。
このホワイトニング消しゴムは割と目に見えて歯の汚れを取りのぞく効果があるのですが、これは研磨によるもの。つまり、汚れをこすって落とすのと同時に歯の表面も削ってしまっているということなのです。
使用直後は綺麗になっているようでも、歯についた無数の傷に汚れがたまりやすくなってしまい色素沈着しやすい歯に…。今は市販の歯磨き粉でも「研磨剤不使用」のものが多いのもうなずけます。
歯の消しゴムは500円くらいで買えますし簡単に歯の汚れが落とせますが、使いすぎには要注意です。
まとめ
家でのホワイトニングも本当に色んな種類がありますね。どれもお手軽で価格も歯医者さんやホワイトニング専門店などに比べると激安だったりします。
でも当然のことながら、歯医者さんのように歯を元の色より白くすることはできませんし、クリーニング目的だとしてもその効果の感じ方には個人差があります。
そして、お家でホワイトニングする前には口の中をよくチェックして、歯にヒビが入っていたり知覚過敏がある、歯ぐきが腫れているなどする場合は使用を控えましょう。
また、子供や無カタラーゼ症の人、特定の薬剤でアレルギーが出る人、妊婦さんなど使用が禁忌とされている人もいますので、使っても大丈夫か使用前によく調べておくことも大事です。
ちなみに東京・大阪近郊の方がホワイトニングをするならスターホワイトニング
がおすすめです。歯医者さんなので信頼感も高いし、全額返金保証つきなので安心感も違いますしね。