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人生の勝算(前田裕二)を読んで心に留めたいところ

こんばんは、ワウクリマンです。

人生の勝算という本を読みましたので、その中で心に留めておきたいところを書いておこうと。

amazonではビジネス・経済ジャンルの本で、最近読んでいなかったジャンルなのですが、ふと気になったので買ってみたんです。予約までして。

私は、ちょっと気になるとか、たまたま足を止めたら目の前にあったとか、そういう縁というか感覚的なものをけっこう大事にしているんです。

人生の勝算という本を書いた人

まずこの人生の勝算という本を書いた人ですが、SHOWROOMというライブストリーミングのサービスを提供している社長、前田裕二という人です。まだ20代。

主にアイドルなどがライブ動画を配信して、ファンが集まって見に来るようなサービスです。この方はSNSの次にくるのはライブストリーミングだと確信していて、この世界でトップに立とうと奮闘しているアツい人です。

人生の勝算でよかったフレーズ①

通りかかった人が素通りできないような、つっこみどころを自分の中にどれだけ作れるか。この発想が功を奏しました。

これは筆者が小学生のときに路上で弾き語りをしていて、どうやったら足を止めてもらえるかと考えた上で、テレサテンや松田聖子など歌うリストをボードに書いて置いておいたときの話です。

小学生がこんなの歌えば気になります。

まず目を引く、目立つ、興味をもってもらうというのはとても大事で、どんなに中身がよくても見てもらえなければわからないことっていっぱいありますからね。

だからこそ広告やマーケティングなどがあるし、サイト運営でいけば切り口が大事になってくるんだなと。

人生の勝算でよかったフレーズ②

一人でたどり着ける高みは、こんなものか・・・?と。

個人プレーでは誰にも負けない。だけど個人で勝ちまくったからこそ、個人でやれることの限界が、わかってしまったのです。

 

自分という1を10に、そして100に、どんどん引き上げていくために、二つのことを意識し始めたそうです。一つは、誰からも好かれてサポートしてもらえる環境を作ること。当然そのためには、自分から好きになることが必要だと思っていたそうです。二つ目に、自分のこと以上に周りに時間を使って、周りを強く育てることで、チームとして最強になること。

 

よくビジネス書では、人に好かれる能力を磨きなさいと説かれていますが、僕は逆だと思っています。人を好きになる能力の方が、よっぽど大事だと思います。

 

自分が1人でできることはたかが知れているというのは本当にそう思う。

私の場合は前田さんのように仕事で圧倒的な結果を残したというわけではないけど、部下を持ち、その数が増え、新たな仕事を任せてもらうに従ってそれを強く感じるようになった。

初めのうちは何で言うこと聞かないんだ?いいかげんにせいや!みたいなノリだったのかもしれない。いや悪意はないのよ。ちょっとムカついたんだよきっと・・・。

でもいつからか自分に指さすってことも普通にするようになったし、関わる人に自分ができることはなるべくしてあげようってなってきたんだよな。まだまだ足りないんだろうけど。

ただ、1人でなんとかしてやろうってのには限界があるのは確かで、周りの協力があるから高みにいけるというのは実感としてあります。

人生の勝算でよかったフレーズ③

君の競争相手である他のブローカーをはじめ、みんなサボっている。だから、普通に真面目にやるだけで、勝てるんだよ。という教えでした。

 

実はどの分野でも、基本中の基本をやり続けている人は、意外と多くない。何か特別なことをする必要はなく、当たり前を徹底的にやり続けるだけで、他の人とは圧倒的な差がつくんだと、このときに知りました。

 

このことは他の本でも読んだことがあります。

確かにそうだと思います。普通の人はどこでさぼろうか、どうやってさぼろうかばかり考えています。なので、人がさぼっている時にひたすらそのことに集中してやり続ければ圧倒的に差がつくのは当然ですよね。

私自身もすぐにさぼりたくなりますし、実際さぼりますが・・・そんな時に思いとどまるのはやはりビジョンがあるかどうかだと思います。

こんなことをしたい、こんな風になりたいというものが具体的に思い描けていれば相当さぼらなくなります(それでもさぼる~ゼロにはならない~)←ミュージカル調

人生の勝算でよかったフレーズ④

SHOWROOMによって、僕らがどうなるかではなく、使ってくださる演者さんや視聴者の方々が何をどのように感じるのか。この1点を、頭が引きちぎれるくらい日々、考えています。

 

どんなビジネスであれ、そこに人間が介在する以上、コミュニケーションが重要です。そして、コミュニケーションに求められることは、シンプルです。

相手の立場に立つことです。

 

これは言葉でいうと簡単だけど、難しいと日々感じます。

サイト運営にしても、いかに読者の立場に立てるかでファンになってくれるか、商品を買ってくれるかにつながると感じますしね。いかに読み手にとって価値のある内容か、価値のあるサイトかというのはとても重要だと改めて思います。

私の場合、やはりさぼりたい症候群なんですかね。

すぐ人に聞いちゃうんですよね。

これどう思う?とか俺が直したほうがいいと思うところって何かある?みたいに。

相当メンタルやられる回答はきますけどね。

でもそのほうが早いし。

そして、私も部下とかにはグサグサ言ってきたし。相手を傷つけてしまうことも言っちゃったんだろうな~。

でも、さっきの話じゃないけど、普通の人はさぼってそれすらしないからね。部下のいい所、直したほうがいい所すら見てない。当たらず触らずの「事なかれ主義」がほとんどなんじゃないかな。と一応自分をフォローしておこうw

人生の勝算でよかったフレーズ⑤

モチベーションを生むために、必要なのが「見極め」です。見極めが甘いと頑張り続けることができません。

頑張るという言葉を分解すると、「見極めて、やり切る」ということになります。

モチベーションが高まらない人の多くは見極めが甘い。自分という大きな航海に出ているのに、方角を示すコンパスを持っていない。

自分の進む道は、現時点では少なくともこれで間違いないと言える、信じ切れる、というところまで見極め作業を徹底すれば、モチベーションは体から湧いてきます。

 

見極めは、仕事でいうとその問題の本質の見極めだったり、人生であれば自己分析をすることが見極めになるかもしれません。

自己分析を徹底的にすることで自分が本当にやりたいこと、自分がどんなことに楽しさを感じるか、どんな価値観を持っているかがわかって、進む道が見えてくるんじゃないでしょうか?

また自己分析をした上で、自分のビジョンなどがある程度定まってくると、行動も変わってきますし、判断も早くなります。

私の場合は1つのビジョンとして「誠実な人間になりたい」というのがあります。

これを自分の中に掲げているだけで、色んな状況での行動指針になります。

あくまでその時の自分の判断にはなるのですが、少なくとも自分自身が「こんなことをしたら汚い人間だよな」と思うことはしなくなります。これは何もそういうものがないのとは大きな違いで、これがないとその時々の気分で判断することになってしまうんですよね。

人生の勝算でよかったフレーズ⑥

秋元康さんの言葉で、「夢は全力で手を伸ばした1mm先にある」人生に失敗したり、夢破れた人たちの多くは、あきらめたときに、実はどれだけその夢に近づいていたか、気づかなかった人たちである。

そのチャンスをつかめるのは、常に全力で手を伸ばし続ける人だけ。そう解釈しています。

やり続けることの大事さ。それに尽きる。

見極めの話じゃないけど、自分で決めて腹くくったなら歯を食いしばってやるんだよ。それしかない。

最後まで読んだら・・・でたー

最後まで読んで、あぁやっぱりな。と思った。

発行者 見城 徹

発行所 株式会社 幻冬舎

さすが、幻冬舎。さすが、見城さん。

いいな。と思う本はだいたい幻冬舎。

そして見城さんは私の高校の先輩。もういくつなんだろう?

若いころからずっと突っ走って、突き抜けている人。

とてつもなくアツい人で、尊敬している。

そしてこの本を読んで、前田さんも相当アツい人だというのがわかった。

SHOWROOMが世界を取れる日もそんなに遠くないと感じたし、応援したいと思えましたね。

やはり何かに熱狂している人たちは引力が違う。負けられない。


人生の勝算 (NewsPicks Book)


たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)